【観戦日記】凡打戦を斉藤の粘りで制す——岡林離脱の痛手、鵜飼・石川をスタメンで我慢して使え

試合レポート

■ 内容は褒められないが、勝ちは勝ちだ

3-1。スコアだけ見れば快勝に見えるが、内容は凡打戦だった。決め手に欠け、淡泊な攻撃が続いた。相手DeNAも精彩を欠いていたから拾えた勝利ともいえる。課題は多い。しかし勝ちは本物だ。内容を嘆きながらも、勝ちを積み上げることがペナントレースの現実だ。

■ 斉藤、大ピンチを乗り切った今日のヒーロー

今日の主役は斉藤だ。大ピンチの場面でマウンドに上がり、それを乗り切った。こういう中継ぎの踏ん張りが試合を決める。派手さはないが、リリーフとして最も大事な「場面を壊さない」仕事をやってのけた。斉藤の粘投なくしてこの勝利はなかった。チームを救った一人として称えたい。

■ 岡林またケガか——守備の要が抜けるのは痛すぎる

岡林勇希がまたケガの模様。打撃ももちろん大事だが、岡林の真価はあの守備にある。広い守備範囲、確実な捕球、そして外野の統率力。あれが抜けると外野守備のレベルが明らかに落ちる。石川の体質問題と並んで、岡林のコンディション管理は球団レベルで真剣に取り組んでほしい問題だ。

■ 鵜飼・石川、我慢してスタメンで使い続けてくれ

左右の兼ね合いもあるのはわかる。しかし鵜飼と石川には、我慢してスタメンで使い続けてほしい。若い打者は試合に出続けてこそ成長する。代打要員や休み休みの起用では感覚が養われない。多少結果が出なくても、腹を括って使い続ける首脳陣の覚悟が若手を育てる。今がその時だ。

■ サノー、「箸にも棒にも」の段階は脱した

以前はボール球を振り回し、何をしたいのかわからない打席が多かったサノー。しかし最近は違う。右への技あり本塁打に見られるように、打者としての引き出しが増えている。「箸にも棒にも」という段階は脱した——そう感じさせてくれる。あとは打率だ。長打だけでなく、2割3分以上の確実性を身につけてくれれば、竜の外国人史上に残る当たりになる。

■ 総評:DeNAに勝ち越し、しかし課題を忘れるな

DeNA3連戦を2勝1敗で勝ち越し。上々の結果だ。しかし凡打戦の内容、岡林の離脱、若手起用の方針——積み残した課題は多い。満足せず、次のカードも同じ姿勢で挑んでくれ。竜よ、頼むぞ。

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