【観戦日記】互いの拙攻で締まらないドロー──高橋宏斗に1-0しか勝ち筋がなかった神宮の夜

試合レポート

■ 高橋宏斗、またも援護恵まれず

1回表に福永のソロで先制した瞬間、「あとは高橋宏斗が守り切るしかない」と思った竜党は多かったはずだ。その通りの展開になったが、1回裏に西村にすぐ同点にされた。結局1-0で逃げ切る以外に勝ち筋がなかった試合で、それができなかった。高橋宏斗には酷だが、これが今の中日打線の現実だ。

■ 再三のチャンスに中軸が沈黙

チャンスは作った。しかし中軸が毎度のごとく沈黙した。得点圏に走者を置いても点が入らない。打線全体が冷えている。これだけ好機を潰し続けると、投手陣がいくら踏ん張っても報われない。

■ 悪天候の中、投手陣はよく投げた

神宮はとんでもない悪天候だった。そんな中で投手陣は試合を壊さずまとめた。ヤクルト打線の妙な攻撃に救われた面もあるが、それを差し引いても及第点の内容だ。延長10回まで1失点は評価していい。

■ 下位チーム同士らしい試合

ヤクルトも中日も、互いの拙攻で決め手を欠いた。悪天候によるコールドでの引き分けという締まらない幕切れは、ある意味で下位チーム同士らしい試合だったとも言える。勝ち点を分け合う形になったが、首位争いに絡む立場でないだけに勝ち切りたかった。

■ 総評

グラウンド不良によるコールドドロー。勝てた試合だったとも、負けなかったとも言える。高橋宏斗の登板でこういう結果になるのが今の中日だ。来季こそ彼に白星を積み重ねさせてやれる打線を作ってほしい。

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