1-0。痺れる投手戦を、阿部のサヨナラ打で制した。
ようやく連敗が止まった。長いトンネルを抜けた一勝だ。
■ 貧打戦を制す ── 柳の粘投に救われた
正直に言えば、今日も打線は湿っていた。この貧打戦を
勝てたのは、ひとえに柳の粘投のおかげだ。0点に
抑え続ければ、いつかは1点が入る。柳がゲームを
作り続けてくれたからこそ、最後のサヨナラがあった。
打線は柳に感謝しなければならない。
■ 阿部のサヨナラ打 ── 嬉しい、だが複雑な采配
9回、阿部のサヨナラタイムリー。これは素直に嬉しい。
しかし考えてしまうのは、代打を出された石川と、
出した井上監督、双方の心境だ。結果は出た。だが、
あれだけ期待を寄せてきた石川を代打で下げる判断には
複雑な思いが残る。勝負の世界とはいえ、若手の起用法は
難しい。
■ 真のMVP ── 吉田
今日の真のMVPは吉田だと思っている。危険な8回を
見事に切り抜けたあの投球が、勝利を手繰り寄せた。
ピンチの火消しができる投手は、チームにとって何よりの
財産だ。吉田の成長が今季の数少ない明るい材料だ。
■ 岡林復帰 ── 守備の安心感が違う
岡林がいるとやはり守備面の安心感がまるで違う。
外野の打球への反応、送球の正確さ、そして機動力。
攻守にわたって計算できる選手の存在は大きい。
今後の巻き返しに向けて、岡林の復帰は心強い。
■ 西武戦 ── 勝ち越して死のロードへ
西武も強いと聞くが、ややチーム状態は下降線にも見える。
3つとは言わない。なんとか勝ち越してほしい。来週からは
死のロード6連戦が待っている。その前に、ここで勢いを
つけておきたい。


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