勝ちは勝ちだ。ただ、手放しで喜べるかというと、そこは少し複雑な気持ちが残る試合だった。
■ 金丸 ── 3点もらって、よく応えた
今日の金丸は珍しく打線の援護に恵まれた。3点というリードをもらった投手がやるべきことを、金丸はきっちりやり遂げた。丁寧にコーナーを突き、DeNA打線に的を絞らせない投球。「もらった点を守る」という仕事を、落ち着いてこなした一日だった。
セーブは松山。8回には杉浦がリレーを担い、最後まで安定した継投だった。
■ 東を打ち崩したとは言えない
打線については正直に書いておく。DeNAの先発・東を本当の意味で攻略したとは言い難かった。阿部の2ランが大きかったのは間違いないが、それ以外では東のテンポに乗せられた印象が強い。7回3安打という数字がそれを物語っている。
■ 1死三塁で点が取れない ── 弱いチームの典型
今日も出た。走者を三塁に置いて1死、という場面でホームが遠かった場面があった。こういう局面でしっかり1点を取り切れるかどうかが、強いチームと弱いチームの分かれ目だ。ドラゴンズはまだそこに課題を抱えている。
下位打線の弱さに助けられたのも事実で、相手のDeNAも怪我人が多く、本来の打線ではなかった。それを差し引いて考えれば、今日の勝利の価値はそれほど高くない。
■ それでも ── 9連戦の初戦を白星で
ただ、9連戦の初戦を白星で始められたことは素直に評価したい。6勝3敗で乗り越えられれば上出来だ。金丸が役割を果たし、リリーフ陣も安定した。勝ちに繋げた事実は残る。
次は東を打ち崩せる打線の奮起を期待したい。


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