【観戦日記】消化試合の10-0大勝、しかし二線級相手の打線に意味はあるか──井上監督の進退にも注目

試合レポート

■ 消化試合特有の締まらない大量得点

10-0の完勝。広島には申し訳ないが、二線級投手を打ち込んでの大量得点だ。消化試合特有の締まらない空気の中、数字だけが膨らんだ試合と言っていい。喜べない勝利とはこういうものだ。

■ 毎度おなじみ、レベル低い投手相手に元気な打線

またこのパターンだ。相手投手が落ちると急に打線が爆発する。今日も例外ではなかった。しかし明日の東克樹が相手なら2点取れれば上出来だろう。一線級と当たった途端に沈黙するのが今季の中日打線の本質で、この10得点を手放しで喜べない理由がそこにある。

■ 高橋宏斗にストレートの切れが戻った

今日の収穫は高橋宏斗だ。スプリット頼みだった時期から脱却し、ストレートの切れが戻ってきた。直球で押せる高橋宏斗は別格だ。このまま来季につなげてほしい。シーズン終盤にこういう内容を見せてくれたことは、来年への大きな希望になる。

■ 井上監督の進退、通常なら辞任だが

試合後の総括で井上監督は進退に触れなかった。今季の成績と内容を見れば、通常であれば辞任が筋だ。采配への疑問、若手起用の一貫性のなさ、終盤の失点パターンの固定化。結果だけでなく内容でも物足りなさが目立ったシーズンだった。球団がどう判断するか、残り試合と合わせて注目したい。

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