5-8。劇的な逆転をした直後にひっくり返された。
これほど後味の悪い負け方もそうはない。
■ 杉浦 ── 肩ができていなかったか
7回までリードを守ってきた流れを、杉浦が断ち切れなかった。
肩の準備が十分でなかったのか、本来のボールではなかった。
信頼している投手だけに、この誤算は痛かった。調子が整って
いないと判断した時点での継投策を、首脳陣は次回以降に
生かしてほしい。
■ 7回の木下 ── あっさりした凡退が響いた
7回最終打者の木下のあっさりした凡退も気になった。時間を
かせぐ場面での打席内容として物足りなかった。ああいう場面で
粘れるかどうかが、終盤の攻防に影響してくる。
■ 無名ヤクルト若手 vs 中日打線
今日気になったのはヤクルトの若手の打球だ。無名と言っては失礼だが、
彼らの強い振りと鋭い打球は目を引いた。対して中日は当てて凡ゴロ、
力のない空振り三振。同じプロの打者とは思えないほどの差を感じた
場面があった。スイングの質という根本的な部分に課題がある。
■ 初回の無死満塁無得点
試合の流れはここで決まっていたかもしれない。初回、無死満塁という
最高の先制機を生かせなかった。あの場面で1点でも取っていれば、
試合展開は大きく変わっていたはずだ。拙攻の悪癖がまた出た。
■ 吉田のプロ初勝利が消えた
意気消沈なのは吉田本人が一番だろう。プロ初勝利に手が届きかけた
ところでの逆転負けは、若い投手にとって辛い経験だ。ただ、ここまで
チームを引っ張ってきた柳の負けが消えたことは、せめてもの救いだ。
■ オーダー提案 ── 1番板山、2番村松、3番細川で
細川へのマークがきつくなりすぎている。前後の打者を変えることで
勝負を避けにくくする工夫が必要だ。提案は板山・村松・細川の
1〜3番。あとはある程度テキトーに並べてみてもよい。固定観念を
捨てた組み合わせが突破口になるかもしれない。


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